○職員の分限に関する条例施行規則

昭和58年3月30日

規則第11号

乙訓ポニーの学校事務組合職員の分限に関する条例施行規則(昭和53年規則第2号)の全部を改正する。

(目的)

第1条 この規則は、職員の分限に関する条例(昭和58年条例第4号。以下「条例」という。)第8条の規定に基づき、その実施に必要な事項を定めることを目的とする。

(医師の指定及び診断)

第2条 条例第4条第1項の規定による医師の指定は、職員の受診上の便宜を考慮して行うものとする。

2 指定する医師2名のうち1名は保健所並びに国立、公立の病院その他医療法(昭和23年法律第205号)第31条に規定する公的医療機関及び財団法人結核予防協会に勤務するものであり、その医師の診断は、当該診療機関において行われたものでなければならない。

3 前項の規定によることが著しく困難と認められるときは、別に管理者が医師を指定して診断を行わせることができる。

第3条 管理者は、条例第4条第1項の規定による診断を行わせたときは、病名及び病状のほか、職務の遂行に支障がないかどうか、又はこれに堪え得るかどうか、並びに休養を要する程度に関する具体的な所見が記載された診断書を、医師から徴さなければならない。

(書面の交付)

第4条 管理者は、条例第4条第2項に規定する書面を職員に直接交付しなければならない。ただし、直接に交付し難いときは、内容証明郵便等確実な方法により送達するものとする。

2 前項ただし書の場合において、書面を送達することができないときは、その旨並びに当該書面に記載された事項を乙訓福祉施設事務組合公告式条例(昭和49年条例第1号)第2条第2項の例により掲示場に掲示することをもつて、交付にかえることができる。

(病状の報告)

第5条 管理者は、必要があると認めるときは、休職者(地方公務員法(昭和25年法律第261号。以下「法」という。)第28条第2項第1号の規定により休職を命ぜられた者をいう。以下同じ。)に対し、医師の診断による病状の報告を求めることができる。

(休職期間の更新)

第6条 条例第5条第1項の規定により、休職者について定められた休職の期間が、3年に満たない場合には、管理者は、その休職を発令した日から引続き3年をこえない範囲内において、これを更新することができる。

(復職及び更新の手続)

第7条 管理者は、条例第5条第3項の規定により休職者を復職させるとき、又は前条の規定により休職期間を更新するときには、医師を指定してその診断書に基づき、これを行わなければならない。

2 第2条及び第3条の規定は、前項の医師の指定及び診断書にそれぞれ準用する。

第8条 休職者は、その事故が消滅したと認めるときは、その旨管理者に申し出ることができる。

2 管理者は、前項の申し出があつたときは、すみやかに前条の復職に関する規定により、手続を行わなければならない。

(降任又は免職の手続)

第9条 条例第7条第3項に規定する適格性を欠く場合(法第28条第1項第3号の場合をいう。)の降任又は免職は、その職員を他の職に転任させる場合の適格性の有無を考慮して行わなければならない。

2 条例第4条第2項に規定する心身の故障による職員の降任又は免職は、医師2名の診断によつて職務の遂行に支障があり、又はこれに堪えないことが明らかな場合とする。

この規則は、公布の日から施行する。

職員の分限に関する条例施行規則

昭和58年3月30日 規則第11号

(昭和58年3月30日施行)